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裁判と無謬

木村拓哉の検事のドラマが一挙放送されていたので観た。
当然フィクションだし、ディフォルメされているのだけど、いままで活字だけで知っていたことを改めて画としてみると、感じ方も違ってくる。
検察なんて、世話になったこともなければ、携わったこともないので、曖昧な知識しかないし。

地道な捜査の上、ふとした偶然の発見から事件が転がっていく、という展開が多い。
そういうのってドラマとしてはおもしろいけど、わかっていても、やはり行政や司法機関の無謬性みたいなものに懐疑的になってしまう。
所詮は人間の判断などには限界があるだろう。

今年5月から国民もその審判を下さなければいけないわけだ。
嫌だよ。できないでしょ。そんなこと。