このところ、仕事中の背景音楽はサティを垂れ流し。
この前聴いた、子供向け作品で邦人の語りが入ったアルバムは不振でした。
で、今日はアルド・チッコリーニというおじいさんの演奏のアルバム。
東芝EMIのあれ。
3つのグノシエンヌ。
『グノシエンヌ』ってどういう意味か知らないけど、『熱海の捜査官』を見ていた人は刷り込まれてるはず。きっと。
謎なドラマ。
そのコメディアス(※1)なのに全体的に漂う謎な感じも、この曲の所為だと思います。
ところでこの曲、楽譜の注意書きには、「思考の端末で」「うぬぼれずに」「頭を開いて」と書いてあるそう。
こういったサティの奇行はいまさら言うまでもないです。
では聴く側としては、演者は「遠慮がちに」「他のこと考えながら」弾いてるのだなぁと聴けばいいのだろうか。
なかなか終止しない、不安なコード進行です。
最も有名とおもわれる、『ジムノペディ』も譜面には、「一度ピアノの蓋で思いきり手を挟んでから演奏するのが望ましい」とあるそうです。
うっとり。
※1 造語。
来月9月8日、『LRHG』というユニットでライブをやります。
ギター&ボーカルが2人、キーボード&プログラミングが1人という珍しい構成です。
今回はそこにドラムとベースがサポートで入る、よくある構成です。
この編成でやるカバーといえば、SPIRAL LIFE。
おりしも9月3日は1stアルバムの『FURTHER ALONG -20th anniversary mix-』のリリース。
9月1日はそのアルバムの制作過程と音源を解説するトークショー(行く)が開催。
これは偶然ではないでしょう、と思いきや、偶然かな。
LRHGって。
The Little Red-Haired Girl は、みんなAKGのヘッドホンを使用していたからとか?
それとも。
2013年9月8日(日) open 17:30 / start18:00
渋谷HOME
http://www.toos.co.jp/home/
前売 1,500円(+1drink)
予約 8/4 21時受付開始
予約は下記から。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/cc26d2de259564
予約受付期間:2013年8月4日~2013年9月7日
※予定枚数終了次第受付終了となります
その人に会うのは2度目だが、サシで会うのは初めてだ。
以前に一度、描いた絵は見ている。
それ以外の情報は乏しく、
とりあえず、菜食主義かもしれないので、
アレルギー体質かもしれないので、
農薬を気にするかもしれないので、
ビーガンOK、農薬フリー、卵牛乳使用明示、といった感じの店を探した(※)。
※ うそ。適当。
そしたら夕方で店は閉まってたね。
その人は、イラストレーターなんだけど、良い話ができました。
サイトはこちら。
http://takemarutakayuki.jp
自分の趣味を知ってくれていて、こういうものをいただいた。
感謝です。
7:00 a.m.
bills 七里ヶ浜
世界一のあさごはん。
ギリギリ最後のひと席に。
並ばずに入れた。
ま、たまにはそういうのも。
Romi-Unie Confiture
店内のアトリエで作られたジャムが、ずらり40種類。
Romi-Unie Confiture
鎌倉市扇ガ谷1-13-1
Open 10:00 – 18:00(無休)
長谷寺
マニ車、ではなく『輪蔵』というそうな。
まわすだけで経典を読誦したのと同等の御利益が得られる、ってやっぱりマニ車と一緒。
知る人ぞ知る、山海堂。
クレイモア、バスタード、シミター、シャムシール。
フランベルジュも!
ハルバードやグレイブなどの竿も見える。
クロスボウ。クレインクインのような複雑なものはなさそう。
ところで、『ボウガン』は日本の射撃競技用品メーカーである『株式会社ボウガン』の登録商標なので注意。
さらに、モルゲンステルンもみつけた。
で、
今回の目的のひとつ。
『地獄と極楽』
幼き日、生家で見たこの漫画。
悪いことすると、地獄におちてしまうぞ。
という話が、手塚治虫時代の画風で延々と描かれる。
いつの間にか紛失したこの漫画を長年探していた。
ずっとじゃないけど。
鎌倉の高徳院に売っているという情報を得て、ようやく再会。
はい、色褪せてない。
巷で噂の『地獄の絵本』は、お子の躾にてきめんだというが、
自分もこの本で黙らせられていたのか、それとも愉しんでいたのか。
さすがに思い出せない。
U-hAへ。
先週、高円寺にオープンしたばかり。
もともと東中野で異彩を放っていたカフェは、一度姿を変え、珈琲の焙煎屋さんに。
それから先ごろ、高円寺の良い感じの場所にカフェとして移転した。
マスターは話す。
かつて、アフリカのコンゴ、ジンバブエを渡り歩いたときの話を。
セネガルを、ブルキナファソを自転車で走ったことを。
中央アジアで滝から落ちたことを。
イスラエルで会った愚かな日本人のことを。
東南アジアで熱にうなされたこと、南米の女はいい女だということを。
日本育ちの自分には、想像しただけでも辛くなる環境。
マスターの口をつく述懐はどこか陽気で、それを感じさせない。
当時の社会情勢を交えて語ってくれる話は、辛辣であり、どこか楽観的でもあり、その国を肌で感じ、地域を知悉して――というかカレーがおいしいのです。
去年一年とこれからの一年の端倪を思う。
一昨年の様に、見聞を広めたり、情報を渉猟することよりも、物事の根幹をなす要素へのフォーカスを心懸けたように思う。
また、新たな知己を得たり、人との紐帯を締める年だったのかもしれない。
仕事においては、ある分野の先鞭をつけるような試みに着手させて貰ったりと、未だ揺籃期だが、いずれイニシアティブを発揮すると信じたい。
それでも、なんだか気分はいつも通り漫ろだ。
で、『ネクスト人』とは…?
我々、MURPHY MUR-DOCKの楽曲。
いつかのSMAPのシングルとドラマタイアップのコンペで作った曲。
作曲者の村手らしい雰囲気のある曲だったが、直後に起きた事件の影響だろうか。お蔵入りに。
どういった評価がなされていたかは不明だ。