レナードコーエンが亡くなった。
2016年も作品をリリースするなど、シンガー・詩人として82歳まで生涯現役だったそう。
世界中でカバーされた、『Hallelujah』が収録されたのは、1984年発表の『Various Positions』。
まず、1988年にボブディランがライブで演奏。
メロディはラフで旋律の上下が少ない「あの感じ」で歌う。
それからベルベットアンダーグラウンドのなんとかさんがスタジオアルバムに収録。
これはピアノの弾き語りで、耳なじみの良いストレートな表現だったはず。
そしてジェフバックリー。
収録されたのは亡くなる3年前の1994年に発表の『Grace』。
それからたぶん世界中の人がそれに続く。
例に違わず、十数年前に自分も録音した音源。
探して聴く。
ちょっと聴いて、そっとヘッドホンを置く。
またまた道祖神ではなく、庚申塚。
大松木之下稲荷大神の境内にある。
シリーズ道祖神 #1に、阿修羅観音かな? などと書いたが、適当なこと書いて反省。
庚申塚で多くお祀りされているのはこの【青面金剛】タイプであり、左にある庚申塔は寛政4年(西暦1792年)に建てられ、これは青面金剛、日月(ひづき)、一鬼(いっき)、三猿を刻んでる。
右のは時代不明。
青面金剛は。
ご存知、道教由来の三尸説があったり、密教の軍荼利明王に似ているという話もあったり、てことは梵語のクンダリニーがルーツなのは想像できる。
また、庚申塚の「申」は猿田彦神だろうし。
と思いきや、南方熊楠によればヴィシュヌ神が転化したものではないかという。
ごちゃごちゃと民間信仰の中で、独自の結びつきと、こじつけで形づくられた感じ。
要するに、近距離パワー型の神様だ。