読むのが面倒シリーズ 2

今回はベースとリズムトラックの打ち込み作業でした。

ひとつ懸念があって、後にレコーディングするピアノの調律が442Hzの予定ということでした。
ベースはアップライトにしようと思っていたので、表現力から言ってサンプリングの物になると思います。
通常は440Hzで収録してあります。そうすると、やはりチューニングのズレが出てきます。

波形編集でピッチシフトしてしまうという手もあり、エンジニアさんからはそれで良いとの許可も貰いました。

ただ、ピッチシフトはどうしても理論上の音質劣化は否めません。
人間が気になるかどうかは別として。

そこで考えたのが、「テープ早回し」。
要するに再生スピードが速くなれば音程も上がるので、それを利用すれば劣化は無いはずです。
アナログ!しかしそうするとテンポも上がってしまいます。
なのではじめから少しテンポを落として打ち込み、再生スピードを上げれば良いのです。

そこで計算。
まず、440Hz:442Hzは、約7.851cent。
centというのは?100cent上がると半音上がるということです。
1200cent上がると、1オクターブ上になる訳です。
原曲がテンポ100だとしたら、倍のテンポ200で1200cent上がります。

なので・・・テンポ100をテンポ1.0065425倍にすれば、7.851centあがる!
打ち込み時は逆に7.851cent下げれば良いので・・・もとのテンポの0.99350002607937568・・・倍で打ち込んで、1.0065425倍のスピードで再生すればOKと言うことになります。
結果、小数の計算が精確にできないので不可能でした。

で、ちゃんと読んだ人いるんでしょうか。

 

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