Cafe U-hA
U-hAへ。
先週、高円寺にオープンしたばかり。
もともと東中野で異彩を放っていたカフェは、一度姿を変え、珈琲の焙煎屋さんに。
それから先ごろ、高円寺の良い感じの場所にカフェとして移転した。
マスターは話す。
かつて、アフリカのコンゴ、ジンバブエを渡り歩いたときの話を。
セネガルを、ブルキナファソを自転車で走ったことを。
中央アジアで滝から落ちたことを。
イスラエルで会った愚かな日本人のことを。
東南アジアで熱にうなされたこと、南米の女はいい女だということを。
日本育ちの自分には、想像しただけでも辛くなる環境。
マスターの口をつく述懐はどこか陽気で、それを感じさせない。
当時の社会情勢を交えて語ってくれる話は、辛辣であり、どこか楽観的でもあり、その国を肌で感じ、地域を知悉して――というかカレーがおいしいのです。
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