夏の〆

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Stairs #127

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シリーズ道祖神 #3

またまた道祖神ではなく、庚申塚。
大松木之下稲荷大神の境内にある。

シリーズ道祖神 #1に、阿修羅観音かな? などと書いたが、適当なこと書いて反省。
庚申塚で多くお祀りされているのはこの【青面金剛】タイプであり、左にある庚申塔は寛政4年(西暦1792年)に建てられ、これは青面金剛、日月(ひづき)、一鬼(いっき)、三猿を刻んでる。
右のは時代不明。

青面金剛は。
ご存知、道教由来の三尸説があったり、密教の軍荼利明王に似ているという話もあったり、てことは梵語のクンダリニーがルーツなのは想像できる。
また、庚申塚の「申」は猿田彦神だろうし。
と思いきや、南方熊楠によればヴィシュヌ神が転化したものではないかという。
ごちゃごちゃと民間信仰の中で、独自の結びつきと、こじつけで形づくられた感じ。
要するに、近距離パワー型の神様だ。

Mushroom

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森のトモダチ

Ceramic Art / Tadataka Sudo

Dososhin Syndrome Type II

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気になる。

 

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and Jizo

Biwa Lake

biwako

おめでとうございます

nenga_2016

つごもり

neko

夏ごろから始めてつい先日まで掛かった、小中学校の音楽の教科書デジタル版に収録される音楽の制作。
今年一年を振り返ってみると、それが一番長期の仕事だった。

某出版社の音楽の教科書の内容が、PCやタブレットなどで確認できて音楽も再生できるといった教材。
テーマは決まっているので、それにそった音源や楽譜の編集などを担った。

現在そういったものがどれくらい普及しているのかはわからないが、我々が子供の頃の音楽の授業といったら、カラー用紙の手書き歌詞をマグネットで黒板に貼っていたのが思い出される。
けっこう好きだったんだけど。もう今はないのか?

 

お宅のお子さんも、来年の春から使うのかもしれません。

シリーズ道祖神 #1

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道祖神、と思いきや。庚申塔。

阿修羅観音だろうか。
【元禄十五年】と今なおはっきりと読める。
それが本当なら、西暦1702年。
江戸時代、忠臣蔵で赤穂浪士が討ち入りした年。

この道は、枝分かれした道が集まるように交わる場所で、適当に歩いていたり、道に踏迷ってウロウロしていると、だいたいこの場所に出る。
きっと昔からそういう場所だ。

 

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庚申塔を背に西にすこし歩くと、地蔵。
と、なんだろう、石仏。

親しみを込めて【お地蔵さん】と呼ぶけど、そこはばっちり菩薩なので、如来の次くらいに偉いのかな。
偉いって言う表現はちょっと違うか。

地蔵は立場の弱い民衆に寄り添って見守るところから、神仏習合では道祖神的な側面もうかがえる。
鎌倉時代に武士を中心に信仰された将軍地蔵は、【シャグジ】を将軍という字にあてたという説がある。

【シャグジ】っていうのは?
シャグジよりも、【ミシャグジさま】って言ったら、結構みんな知っているのでは。
さかのぼれば弥生時代くらいからの信仰の対象で、依代は石だったり樹だったり、また白蛇だったりする。
柳田翁によれば、塞の神だとも。地域の境界を守ってくれる。境界=道。
【さいのかみ】を変換すると、【道祖神】とちゃんと候補が出る。
とはいえ、この辺りは諸説ありまくりなので深い沼に。

この場所から南西に歩くと、石神井という地名と石神井神社がある。
石神というのがミシャクジさまと同義だというのは容易に想像がつきます。

高尾山

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人生初高尾山

 

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隈研吾による設計の駅舎

 

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ケーブルカーとリフトは120分待ち