U-hAというお店
以前カフェをやっていたマスターが自家焙煎の珈琲屋をはじめました。
U-hAというお店です。
自家焙煎の珈琲豆を売っています。
開店準備の際に伺うと、その場でコーヒーをローストしてくれました。2、3日で飲み頃だそう。
コーヒーを飲めない自分でもちょっと飲みたくなった。
そんな香り。
場所も、前に住んでた初台幡ヶ谷近辺。
懐かしくて心地よかった。
雨上がりの悪巫山戯
小糠雨という言葉を久しぶりに聞いた。
日本語は難しく、雨を表現するだけでも沢山の言葉がある。
通り雨は驟雨、恵みの慈雨。
雨模様は「いまにも降りそうな空」であり本来は雨天ではないそうだ。
時雨、夕立、天水、煙雨、五月雨。
日本語は難しい。
烈しい雨は上がり、この季節特有の葉の香りが戻る。
外にはすこしの湿度を感じる。
気がつくと道端の茂みに男が潜んでいる。
懐には何かを忍ばせている。
何かをねらっているようだ。
反対側からは、少女が歩いてくる。
男に気づいた様子は全くないまま、茂みに近づく。
あと少し。
そのとき、男が茂みから飛び出した。
飛び散る飛沫。
響き渡る悲鳴。
雨上がりの悪ふざけはウォーターガンファイト。
かつては自分にもこんな場面があったのだろうか。
花束というものを久しぶりにいただいた。
先日のライブでのこと。
家に持って帰ると、部屋が温室になったようだ。
出演時間などのお知らせ
AttoLoop
2012年6月8日(金)渋谷 PLUG
OPEN / 19:00 START / 19:30adv / ¥2500 door / ¥3000
【SHIBUYA PLUG】
03-5428-9188
http://www.shibuya-plug.tv
東京都渋谷区神南1-23-13-B2F
リハーサルも円滑にすすみつつ。
AttoLoop 3-Piece
2012年6月8日(金)渋谷 PLUG
AttoLoop “Three Piece Band”
アトループ初、ゲストミュージシャンを迎えたスリーピース構成での出演です。
Guest Musician
Bass:Tatsuya Konishi (ex- JUNED)
ライブの詳細は決定次第、告知いたします。
わが衣手に雹は降りつつ
その店員はすこぶる無愛想。
接客がどうこう以前に、何も言わず見つめ合う時間が長くて思わず笑ってしまいそう。
逆に。
水没した。
iPhoneが。
洗面台でのひとこま。
無意識に「おわ」と声をあげたのが分かった。
応急処置を調べてもらい、とりあえず落ち着く。
*やってはいけないこと
電源を入れてはいけない。
振ってはいけない。
そんなの絶対やるだろう!
ぶんぶん振りまくった。
また、はじめのうちは電源も入ったのだけど、しばらくしたら全く画面はつかなくなった。
なぜか背面のフラッシュは煌煌と光っている。
*応急処置
カバーのたぐいはすべてはずす。
SIMをはずして水分を拭き取る。
ヘッドホン端子とコネクタを拭く。
ティッシュにくるんで乾燥剤をいれて密封。
これでしばらくおいたところ、電源は入るようになった。
しかし、操作はできず、液晶も派手に濡れたあとが残った。
気分は地に落ちる。
修理業者に持ち込む。
あれ、このひと専門学校時代の知り合いに似ている、と思ったが別人のようだ。
そもそも職人というのは愛想を振りまく職業ではない。
ないけど。
でもさ、無言てどうなの。
まあ直してくれれば文句はないけど。
液晶パネルの交換、パーツ交換、クリーニングを施し、無事に復帰した。
あれ、最後に笑顔。
職人が、わらった。
荒んでいたのはこちらの方だったのか、って。
そして雹が降った。
ふらりと訪れて良かった展
*ジョルジュ・バルビエ
木版画からリトグラフ、ポショワール。
ポショワールって技法、初めて知りました。
アールデコの様式美…と思いきや、変態的構図とぶっ飛んだ色彩。
原画を見ないと分からないことって、やっぱりある。
忘れないようにしたい。
*ジャン=エミール・ラブルール
エッチングとアクトアント。
一貫したモノなトーン。
はるのまもの
肌寒さは残るが
陽光は次第に煌めきを取り戻す。
光が強ければ強いほど
影は濃さを増し
闇は深く色を落とす。
それは少しずつ成長して
ついに宿主を喰い尽くし
マンホールの蓋を開けてこちらをじっと覘く。
いまも。
凧
はじめての公園はおだやかに。
中空を泳ぐ凧は、たおやかに。
芝生に遊ぶ、初老の男性たち。
紙飛行機に一家言ある男性は、まるで少年。
紙飛行機を貸してもらい、飛ばし方を教わる。
放った紙飛行機は、
すぐに手の届かないところへ、
芝生を離れ、
しがらみを振り切り、
揺曳し、
視界から、
ふっ、と
消える。